Quantcastが2013年8~10月にかけて、
1億以上のインプレションを調査した資料を拝読。

「視認可能な表示」

これはものすごくインパクトがあります。
Googleでも入札戦略項目にこの「アクティブビュー」
が加えられましたが、ここでは詳細を割愛します。

視認可能な表示が生じて、
はじめて、顧客に接触できる機会が生まれるわけで、
予算をかける主にとって、
配信しただけで、表示しましたと評価されるのは、たまったものではありません。
見られる機会がないものに予算をかける必要がない、
のは当然です。
幾ら、自社のターゲットに合おうが、見てもらう機会を作らなければ
全く意味を成しません。

機会がない、に等しいにも関わらず、配信してます、
なんてことは、成立しにくいでしょう。

売りにくい枠をそれとなく見せ、流通させるのではなく、
この指標により、パブリッシャーも配信位置やクリエイティブの見せ方が
問われ、今後更に進化していくでしょう。
そもそも、しょうもないコンテンツサイトは、流通する機会はあるが、
予算をかける主には、見向きもされるなくなる。(収益を生まない)

きちんと顧客に届くことを考慮し、設計する
ベンダーやツール任せでなく、
プランニングとカイゼンの力量が益々問われてくる
と考える今日この頃です。

いろんな指標がでてきていますが、健全に進化している証拠です。

本質は、

コミュニケーションする相手
の機会を見つけ、
その効率をカイゼンし、
アプローチしていく

ことです。