「グラフ」は資料の中で、数値情報をわかりやすく伝えるために使われるものです。

「グラフ」には、棒グラフや円グラフなどいくつかの種類が存在します。そして、伝えたい目的別にグラフには向き不向きがあります。その点を理解していて作成することが伝わる資料を作る重要なポイントになってきます。

よく使用する5つのグラフの特徴

目的

最適グラフ

量の大小を比較したい

         棒グラフ

時系列に沿って変化を強調したい

                      折れ線グラフ

変化の要因を示したい

                     積み上げグラフ

割合を表したい

                          円グラフ

2種類のデータの関係を示したい

                           散布図

5つグラフの特徴について簡単に解説していきたいと思います。

棒グラフ

縦軸と横軸のデータからグラフが成り立ち、データの大小を時系列で比較することに適しています。

折れ線グラフ

線をつなぐことでデータの増減の推移や変化を表すことができ、時系列でデータを比較することに適しています。

積み上げグラフ

1本の縦棒に複数のカテゴリのデータを積み上げて表示する縦棒グラフです。1本の棒の中を各カテゴリごとに色を分けて、合計とカテゴリの構成比を視覚的に表すことに適しています。

円グラフ

円全体を100%としてその中を占める各カテゴリの割合を表すことが出来ます。1つのテーマの割合を比較するのに適しています。

散布図

縦軸と横軸それぞれに異なるデータをとり、それぞれの値の位置に点を打つことで分布を表すグラフが出来ます。点の分布から2種類のデータの関連性を探ることに適しています。

まとめ

目的に合ったグラフを選ぶためには、各グラフの特徴と相性を知っておく必要があります。その上で目的に適したグラフを選択することでより相手に伝わるグラフを作成することが出来ます。

著者:中村