「Instagram ストーリーズ(※)広告」の画像や動画にアンケートや質問スタンプをつけることで、ユーザーが触って楽しめる広告が配信できるようになりました。

参加型の広告によって、ブランドやお店とユーザーがよりつながりやすくなり、ユーザーに親近感を持ってもらえるのではないでしょうか?

フォロワー以外の新規ユーザーにもアピールできる「Instagram ストーリーズ アンケート広告」について詳しくご紹介します。

※Instagramストーリーズとは…通常のフィード投稿とは別で、全画面表示で写真や短い動画を投稿できます。画像や動画にテキストを挿入したり、スタンプをつけることも可能です。広告はユーザーの投稿と投稿の間に挟まれる形で表示されます


【目次】

  1. アンケート機能付きスタンプとは?
  2. アンケート結果の確認
  3. 注意点
  4. 配信後の活用方法
  5. まとめ

1.アンケート機能付きスタンプとは?

画像元: https://business.instagram.com/blog/bringing-interactivity-to-instagram-stories-ads/

「どっちが好き?」といった2択の質問が入力できます。またその質問に対してユーザーがタップする回答を2つ用意します。

自然投稿ではフォロワーとコミュニケーションがとれる人気の機能ですが、広告でも利用可能になったことによりフォロワー以外のユーザーの声を聞くことができるようになりました。


2.アンケート結果の確認

結果として確認できる指標は

  • リーチ:広告を1回以上見た人の数(同じユーザーが複数回同じ広告を見てもカウントは1となる)
  • 投票返答数:アンケートに回答した人の合計数
  • 各回答の返答数:どちらの回答に何人回答したか

3.注意点

  • 広告画像について

アンケートの質問のテキストの色は白のみです。背景に選ぶ写真や動画が白系ですと、質問テキストが読みにくくなります。短い時間でぱっと見てわかりやすいように、質問内容や背景写真を工夫することをおすすめします。

  • アンケート結果について

広告の場合のアンケートの回答は「誰が」回答したかはわからないようになっています。(上記3の通り回答数のみです) よって、アンケートに回答してくれたユーザーをターゲットとして、その後広告を配信することはできません。

ユーザーとの接点を増やし、ブランドやお店に親近感を持ってもらうという目的での活用に向いている広告だと言えます。


4.配信後の活用方法

アンケート結果を元に新たな商品を開発したり、キャンペーンを企画したりすることで、よりユーザーのニーズに合ったサービスが提供できます。

またアンケートの結果を知りたいと考えるユーザー向けに、自然投稿でアンケートの結果を発表することでユーザーとのつながりを深めることも可能です。


5.まとめ

ユーザーの目に留まりやすく、滞在時間を延ばせるアンケート機能付きのストーリーズ広告。認知拡大に活用できる要素がたくさんあるので、新規ユーザーとのつながりをもつことが期待できます。

著者:田代