気になることを調べたい時、「検索する」人は多いかと思いますが、最近では検索するツールに変化が出てきました。
ある調査で20歳前後の女性の8割以上が「遊びに行く場所を検索する際」にInstagramを使用すると回答しており、GoogleやYahooなどの検索エンジンを抜いて1位になっています。https://webtan.impress.co.jp/n/2019/10/18/34268
また「Instagram上の投稿がきっかけで行動を起こしたことがあるユーザーが83%」という調査結果もあることから、Instagramで自社を知ってもらうことが、新規顧客の獲得につながるチャンスになると言えます。
そこで活用したいのが、Instagramの「発見タブ」です。
Instagramの「発見タブ」を使って、フォロワー以外のまだ自社を知らないユーザーに自社の投稿を見つけてもらいましょう。
目次
- 「発見タブ」とは?
- 「発見タブ」に表示される仕組み
- 広告も表示される「発見タブ」
- 「保存」機能を使うユーザーへのアプローチ
1.「発見タブ」とは?
「発見タブ」はInstagramアプリを開いて下部の虫メガネのアイコンをタップすると表示されます。画面上に検索窓があり、ここにキーワードを入力してハッシュタグ、ユーザー、スポットを検索をすることができます。
また検索窓の下にまだフォローしていないアカウントの画像や動画が表示されています。この表示されている画像はユーザーによって異なり、常時更新されています。
ではこの画像はどのような仕組みで表示されているのでしょうか?
2.「発見タブ」に表示される仕組み
「発見タブ」にあらかじめ表示されている画像は、ユーザーがフォローしている人や「いいね!」をした投稿に基づいて、自動的に選出されています。
また、過去に検索して閲覧した投稿と似た画像も表示されています。
ユーザーは、具体的なキーワードで検索する時以外にも、まだフォローしていない自分の趣味・関心に関連する写真や動画を見たいときに「発見タブ」を開いています。
情報を探しているユーザーに対して、関連性の高い投稿を表示させることができれば自社を知ってもらえる可能性が高まります。
3.広告も表示される「発見タブ」
2019年9月より「発見タブ」にも広告が表示されることになりました。
広告は「発見タブ」に表示されている画像一覧の中から、1つの投稿をクリックして下にスクロールしていくと表示されるようになっています。
4.「保存」機能を使うユーザーへのアプローチ
「発見タブ」で自社の投稿や広告を見たユーザーの中には気に入った画像を「保存する」ユーザーもいます。
「保存」機能はアカウントをフォローしていなくても利用できます。まだ自社のアカウントをフォローしてはいないが、画像は保存してくれているということは、これからお客様になってくれる可能性が高いユーザーだと言えます。
そのようなユーザーに今後アピールしていくために、あらかじめオーディエンスで「投稿を保存したユーザー」グループを作成しておくことをおすすめします。
設定方法は、オーディエンスから「カスタムオーディンエスを作成」に進み、「Instagramビジネスプロフィール」ソースを選択します。
その後は、上記画面の通り「投稿または広告を保存した人」を選択し、任意の期間を入力します。
このオーディエンスを活用して、投稿や画像を「保存」したユーザー、またはそのユーザーと似た属性を持つ「類似ユーザー」にセールなどの広告を配信することで効率よくアピールしていくことも可能です。