現在、様々な企業がお客様からの質問や問い合わせをチャット形式で受け付けています。
商品やサービスを検討しているお客様にとって、簡単で気軽に、時間や場所を気にせず解決できることは大きなメリットだと言えます。
自社サイトにチャットボット機能がない場合でも活用できるFacebookのMessenger(メッセンジャー)誘導広告についてご紹介します。
【目次】
1.Messenger(メッセンジャー)誘導広告とは?
2.Messenger誘導広告の設定手順
①目的の選択広告セットの設定
②広告の設定
③質問の設定
3.まとめ
1.Messenger(メッセンジャー)誘導広告とは?
Messenger(メッセンジャー)とは、通話やメールなどを無料で使えるアプリです。Facebookを使っている人はもちろん、使っていない人でもMessengerアプリを使うことができます。
Messenger誘導広告は、広告をクリックしたユーザーとMessenger上でやり取りできます。
あるユーザーが自社の広告をクリックすると、Messengerスレッドが開きます。その場でユーザーの質問に対して、返信したり、新たな情報を提供することが可能です。
(Messengerスレッドでの表示イメージ)
このようにあらかじめ設定した質問が表示されるので、ユーザーは自分に当てはまる質問をタップします。
質問に応じた回答などは広告マネージャで設定できます。
その他具体的な広告の設定方法については下記の通りです。
2. Messenger誘導広告の設定手順
①目的の選択
新規キャンペーンを作成する際に選択する目的ですが、Messenger誘導広告の場合「メッセージ」を選択することが推奨されています。
広告はMessengerのスレッドを開く可能性が高い人に配信されます。
②広告セットの設定
広告セットで「メッセージの送信手段」と「最適化と配信」をそれぞれ選択します。
その他にも、地域・年齢・性別といったターゲティングも可能ですので、Messenger誘導広告を配信したいユーザーに届くよう設定をします。
③広告の設定
広告設定でMessenger上での質問項目などを設定します。
上記1のような質問を設定したい場合は、「Messenger設定」で「スレッドを開始」を選択し、編集ボタンをクリックします。
④質問の設定
「カスタマーアクション」でよくある質問を選択すると、あらかじめ用意された質問が表示されます。
内容は変更可能で、質問は5つまで設定できます。
また、質問をタップした際に表示される自動返信の内容もこちらで設定できます。
他にも、ユーザーが選んだ内容に合わせて任意の外部ページへ遷移させることもできます。
3. まとめ
商品やサービスについて聞きたいことがあるけど、「電話するには時間や場所が限られてしまう」「メールでの問い合わせはすぐ回答がこないのではないか」と思っているお客様は多いのではないでしょうか?
現在、新型コロナウィルスの影響で外出を控えている人も多い中 、お客様の「今知りたい!」というニーズにMessengerで対応することで、来店や購入などの行動を起こすきっかけづくりになるのではないかと思います 。
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