Instagram広告にはフィード、発見タブ、ショップ、ストーリーズ、リールといったさまざまな配信面が用意されています。中でも縦型の没入感あふれるフルスクリーンの「ストーリーズ」と「リール」は多くのユーザーが閲覧しているので、目に留まる広告を配信していきたいところです。
今回は2021年6月より広告配信面として追加された「リール動画広告」について詳しく見ていきたいと思います。
【目次】
1.リールとは
インスタグラムのリールとは、15秒~60秒の短尺動画を作成・共有できる機能です。
BGMやエフェクトの追加、速度調整が可能です。
リールが閲覧できる場所は、発見タブとリールタブの2か所です。(フィードの投稿も可能なので、フォローしているアカウントであれば、タイムラインでも閲覧できます)
ストーリーズとの違いは、テキストとハッシュタグがつけられるところです。そのため、検索結果に反映されるので、情報を探しているユーザーに見つけてもらうことも考えて作成することをおすすめします。
画像元:https://about.fb.com/ja/news/2020/08/reels/
2. リール広告のサイズ
リール広告に限らず、Instagramで広告配信をする際、どの広告サイズがいいかわからないという方は多いのではないでしょうか?
ヘルプページ等を確認すると、正方形(1:1)だけではなく、縦型のサイズの入稿規定があり、縦型の中でも4:5や9:16とアスペクト比が異なるサイズが記載してあります。
フィードやストリーズなど配信面に合わせて、各サイズの広告を用意することが望ましいですが、リールで配信可能なサイズは縦型(9:16)のみです。
同じ縦型でも4:5の比率ではフルスクリーン表示になりません。
3. リール広告の設定方法
広告セットの設定画面で上記のチェックを入れて、配置面に「Instagramリール」を選択します。
広告作成では、あらかじめ作成した動画をアップロードする他に、静止画から動画を作成することも可能です。
メディアの「動画を作成」をクリックし、複数あるテンプレートから選択するだけで、縦長の動画広告が作成できます。
4.ベストプラクティス
せっかく作成する動画広告なので、ポイントをおさえた動画にしたいですよね。
動画広告のベストプラクティスをご紹介します。
- 短く
動画は15秒以内にすると最後まで見てもらいやすくなります
また、15秒以内で作成するとリール面だけではなく、ストーリーズ面にもそのまま活用できます。(ストーリーズは15秒以内のみOK)
- 冒頭部分で引き付ける
冒頭3秒以内に最も伝えたいこと、魅力的なことを入れます
ブランドや製品を冒頭に入れて、ユーザーに覚えてもらうことも重要です
- 縦型
多くのユーザーはスマートフォンを縦型に持つため、縦型の動画でスクリーンを占拠しましょう
- 音声なし
動画を音声なしで再生することが多いため、見ているユーザーに内容が伝わるようにキャプションやテキストを活用します
引用元:https://www.facebook.com/business/help/144240239372256?id=603833089963720
著者:田代
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