LINEによる新しいCX(=顧客体験)が紹介されるオンラインイベント「LINE CX DAY」に参加しました。LINEを活用した顧客コミュニケーションの事例やLINEの最先端ソリューションが紹介されたこのイベントの中で、「来店」をテーマにしたセッションの内容をご紹介します。
【目次】
1.「来店」をマーケティングの中心に!マエ・ナカ・アトを変えるLINEを活用した来店管理
- 不動産事例
- 飲食店事例
2.まとめ
1.「来店」をマーケティングの中心に!マエ・ナカ・アトを変えるLINEを活用した来店管理
新型コロナウィルスの影響で店舗への「来店」マーケティングがどのように変化していくのかというテーマでした。
いわゆる三密を解消するために、来店前・来店中・来店後の3段階でITツールを活用して どのような施策ができるのでしょうか。
【不動産事例】
①来店前
(課題)お客様が来店しても物件の内見にまでつながらない
(解消)事前にWEBでの物件を検索(店舗での接客時間の短縮)
②来店中
(課題)お客様が内見予約を忘れてしまう…
(解消)内見前のリマインドLINE配信
③来店後
(課題)成約するために再度来店が必要
(解消)スマホでの成約対応
【飲食店事例】
①来店前
(課題)混雑しているお店ではお客様に不安を与える
(解消)来店予約システム導入(=お店のフードロスにもつながる)
②来店中
(課題)ポイントカードを作ってほしいが、断られる(お客様は面倒に思う)
(解消)LINE QRコードで自動会員登録
③来店後
(課題)リピーターになってほしい
(解消)来店後にリピーター向けクーポンの配信
LINE上で来店予約や事前接客を導入することで、お客様と企業それぞれにメリットがあります。
- お客様…安心・安全な環境で消費活動ができる
- 企業…予約で来店数を把握・WEBでの事前接客による人件費の調整が可能
全てをLINE上(WEB上)で完結させるわけではなく、お客様が必要なタイミングで「来店」か「LINE(WEB)」かを選択できるように施策を整備していくことが必要ではないでしょうか。
2.まとめ
今回はオンラインのイベントということで、いくつかあるセッションの中で自分の気になるセッションのみ、その時間になったら視聴するということが可能でした。
過去にはセミナーに参加するために、新幹線で移動していましたが、オンラインになったことで、普段の業務をしながらイベントに参加できるという点は魅力を感じました。
また、事前にLINEのビジネスアカウントを友だち追加しておくと、当日のタイムスケジュールをリアルタイムで受け取ることができました。
これまでは、時間的・距離的に参加が困難だったイベントやセミナーなども、オンライン化になったことで視聴できるようになり、情報収集の機会が増えていることを感じました。
著者:田代
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