インスタグラムアプリで確認できるインサイトがアップデートされました(2020年9月現在)。インサイトがあることは知っているけど使ったことはないという方も新しくなったこの機会にインサイトを活用して、効果的にアプローチしていきませんか? インサイトの活用方法について解説していきます。

【目次】


1. インサイトとは?

インスタグラムアプリ内で確認できる無料の分析ツールです。フォロワーの属性や毎日のフォロワー獲得数、投稿に対するアクション(いいね数、保存数)などを数値で確認できます。

ただし、インサイトを確認するためには下記2点が必須条件です。

  • ビジネスプロフィールへ切替え

まだ切り替えていない方はこちらの公式サイトの手順をご確認ください。

https://www.facebook.com/help/502981923235522

  • インスタグラムアプリ内からの確認(PCからは確認不可)

2.インサイトで確認できる項目について

以前は、アクティビティ、コンテンツ、オーディエンスと3つのタブに分かれていましたが、最新版では「概要」にまとめられ、確認しやすくなっています

インサイトが確認できる期間は「過去7日間」です。任意の期間は指定できないので、確認した日の前日からさかのぼり7日分です。(例えば、9/11に確認した場合は9/3から9/10までの7日分の数値が表示されています)

また上記数値の右側にそれぞれ、前週比が表示されています。

分析する時間が取れない場合は、前週比を確認するだけでも反応の結果を把握することができるようになりました。

各項目をタップするとより詳細なインサイトが確認できます。

①リーチしたアカウント数

投稿を見たユニークアカウント数

ここでは下記指標の数値が確認できます

  • インプレッション…投稿が表示された回数
  • アカウントアクティビティ…プロフィール画面での下記アクション数の合計
  • プロフィールへのアクセス…プロフィール画面の閲覧数
  • ウェブサイトのタップ数…設定しているウェブサイトへの遷移数
  • メール・電話・道順…プロフィール画面からのメールや電話ボタンのタップ数(プロフィール編集で設定している場合)

上記指標に対しても前週比が表示されています。

自分が重視している指標について注目し、数値が減少している場合は、改善策を考えます。

例:自社サイトへの流入を目的として、インスタグラムを活用している場合は「ウェブサイトのタップ数」が重要指標となります。仮に他の数値が伸びていたとしても、ウェブサイトのタップ数が減少している場合は、投稿を見直す必要があると言えます。

②コンテンツでのインタラクション

過去7日間の投稿全てのいいね、コメント、保存数の合計が表示されます。

例えば、投稿が5件あった場合は、その5件で獲得したいいね数の合計値です。

各投稿ごとのインタラクションも下にスクロールすると確認できます。

③合計フォロワー

※こちらを閲覧するにはフォロワーが100人以上いることが条件となっています。

フォロワーの内訳として、日別でのフォロワーの増減が確認できます。

例えば、金曜日にはフォロワーが増加しており、土曜日にはフォロワーが減少していた場合、各曜日に投稿した画像を比較します。

フォロワー獲得につながった投稿だけでなく、フォローをやめた人が多い投稿がどのような投稿だったのかを知っておくことも重要です。

自分のフォロワーに求められている投稿を続けるために必要な分析と言えます。

またその下にはフォロワーの地域、年齢、性別、最もアクティブな時間が確認できます。

自分のターゲットとしている層に届いているか、投稿内容がフォロワーにマッチしているかを確認する手がかりになります。


3.まとめ

インスタグラム投稿のインサイトを確認し、そこから得たデータを元に投稿を見直すことで、より高いエンゲージメントを獲得することができるのではないでしょうか?

エンゲージメントとは?インスタグラムアカウントの運用についてはこちらから)

著者:田代

最近書いた記事

[su_posts template=”templates/default-loop.php” id=”” posts_per_page=“10” post_type=”post” taxonomy=”category” tax_term=”” tax_operator=”IN” author=”2″ meta_key=”” offset=”0″ order=”DESC” orderby=”date” post_parent=”” post_status=”publish” ignore_sticky_posts=”no”]